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20100122

美点は繰り返せ:IFFのショップチャンネル

先週のIFFで、私は3日間会場を回りながら色々なブランドの方と挨拶をしました。
意外?にも当初の予想を裏切り、想像以上のバイヤーの数と意気込みを感じることが出来て、新年最初の良い兆しだったと思います。
ただ、相変わらず価格にはシビアな対応をしているバイヤーが多かったようですが。


さて、OC-Xでも出展しているクリエイターズヴィレッジ(CV)の近くには、経済産業省と中小企業基盤整備機構による「ニッポン・モノ・イチ~クリエーションスピリッツ~」のコーナーで50社のウェア・服飾雑貨のブースが出展していました。
初日12日には、ジュピターショップチャンネルによる一般消費者への生放送での販売があり、思わず足を留めて見入ってしまう出展者・バイヤーの方も多数いらっしゃいました。
当然私もその中の一人です。

第一に、ナレーターの方がメーカーに掛ける質問攻勢が印象的で、商品に対して「綺麗ですね」「素敵ですね」というありきたりの褒め言葉の合間に、メーカーが行っている努力やこだわりへのコメントを引き出すやり取りが延々と繰り広げられるのが凄いと思った点です。

一通り美点を挙げた次に、決して安くない価格の根拠として、「品質の良さ」や「作りの美しさ」を、商品のズームアップで何度も映し出し、商品の細部を見せて「これなら多少いい値段であっても仕方が無い」と思わせる説得力が素晴らしい。

あとは、ジュピターショップチャンネルお得意の、「こちらの商品、残り何個です」や視聴者とのホットラインへと繋がるわけです。

1、素晴らしい、素敵な商品ですね!
2、でも、お高いんでしょう?
3、細部や見えないところにまで拘っていて、稀少性もあって、高価格でも仕方がない
4、こんないいものなら今買わなければならない

という一連の流れが、お約束だとは分かっていてもつくづく感心させられるし、TVショッピングという特性上、視聴者が納得した上で商品を注文する安定感が半端ではない...とある種の感動を覚えます。

ひと昔前の、一部の「かっこいい」ブランドや「かっこいい」ショップは、説明無用というか『見ればわかる』ことをお客様に強要して、見て何も感じないのはダサいから、という
空気を醸し出していたものですが、今時カスミのような「かっこいい空気」だけを求めて高い商品を買う人は存在しないので、いいブランドであればあるほど、美点を繰り返し強調してお客様にブランドの知識を増やしてもらわないとならないのでは、と痛感しました。