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20100610

第44回クロバー製品出版社説明会に見る『坂の上の雲』

6/8(火)、第44回クロバー製品出版社説明会に行ってきました。
まず展示会場であるT-CATホールに入って驚いたのが、例年の約3倍(!)という新製品の数。多くの出版関係者が訪れ、積極的にワークショップに参加しながら使用感を確かめていました。


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今年の特徴的な製品として、まず第一には棒針「匠」シリーズのミニや23cmサイズのミニ輪針。これまでのメビウス編みやダブルフックアフガン針に続き、靴下などより小さな輪編みの提案です。


実はこれは個人的に非常にうれしく、腹巻など輪編みに挑戦してみたいと思いつつ二の足を踏んでいたものが、よりコンパクトに始めるに絶好の製品です。
自分の工房に作ったブック「ニットチャンピョンへの道」にもなかなか作品がアップできていない状況を脱するべく、今年は小さな輪編みに挑戦します!


またもう一方で興味深い製品群が、貼るだけでカスタマイズやリメイクのアクセントとなるワッペン「Luluni(ルルーニ)」と、布地をはさんで留めるだけでリボンが作れる「かんたんリボン」。
どちらも「デコクロ」「デコカジ」に使えるアイテムですが、Luluniはより感度の高いユーザも使えるファッション性がある点、また「かんたんリボン」はシンプルな発想ながら、非常に実用性に優れた印象です。



今期の方針について

今期の方針にあたり岡田社長からは、まず海外市場と日本とのギャップの話がありました。
アメリカやヨーロッパでの展示会は例年にも増して好調、デザインも明るくなっていたとのこと。しかし、世界的には不況で伸びるはずの手芸業界が、日本では元気のない声ばかりが聞かれています。


その動向について、テレビドラマともなった『坂の上の雲』を例えに出しながら、今一度業界の現状と目標を見つめなおした挑戦の姿勢が厳しい眼差しで語られました。
まさしくそれが、欧米のソックス・バッグ関連製品の景況をヒントとした、上述の製品群投入につながったのでしょう。


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毎年展示会を拝見していると、大変失礼ながら「これは苦心の企画だなぁ」と感じる製品も無かったわけではありません。
しかし今年はその数のみならず「あぁそれがあったら便利かも」と、自然と納得するマーケティングや工夫が各製品に詰まっています。


店頭に並ぶのが待ち遠しい、そんな期待感が残る説明会でした。